八頭町: 新興寺

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概要・歴史・観光・見所
新興寺(八頭町)概要: 波羅蜜山新興寺は鳥取県八頭郡八頭町に境内を構えている真言宗醍醐派の寺院です。新興寺の創建は和銅2年(709)、行基菩薩により開山されたのが始まりと伝えられ、因幡国では最も早く開かれた寺院の1つです。因幡国衙の役人や後醍醐天皇の祈願所として寺運が隆盛し、最盛期には寺領が東西75町(約8.2km)、南北40町(4.4km)にも及び、支院48院の中には賢救上人の即身成仏で知られる大宝寺も含まれたとされ因幡国最大級の寺院として大きな影響力を持ちました。寺宝も南朝縁のものが多く後醍醐天皇倫旨安状、名和長年安堵状、足利直義下知状などを所有しています。天正年間(1573〜1593年)に行われた羽柴秀吉の因幡侵攻の兵火により大きな被害を受け慶長年間(1596〜1615年)には無住の状態になりましたが江戸時代の正保年間(1645〜1648年)に沙門盛範が再興しています。

現在の新興寺本堂は八東郡大庄屋小別府村保木本伊兵衛の寄進によって建立されたもので寄棟、桟瓦葺、妻入、桁行3間、正面1間向拝付。境内にある宝篋印塔は至徳2年(1385)に建立されたもので高さ1.3m、塔身の四面には月輪と梵字、製作年が明確で保存状態も大変良く、北朝の「至徳」を有する事で当地の歴史が分かる貴重なものとして昭和58年(1983)に鳥取県指定文化財に指定されています。因幡三十三観音霊場第15番札所。因幡薬師霊場第12番札所。山号:波羅蜜山。宗派:真言宗醍醐派。本尊:聖観音菩薩。

新興寺:写真

新興寺境内に建立されている観音堂と思われる御堂
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新興寺本堂を隣接する御堂向拝越に見た構図 新興寺宝篋印塔は室町時代初期の逸品 新興寺五輪塔と石仏と石碑 新興寺鐘楼と吊り下げられた梵鐘


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