大山町: 木ノ根神社

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概要・歴史・観光・見所
木ノ根神社(大山町)概要: 木ノ根神社は鳥取県西伯郡大山町松河原に鎮座している神社です。木ノ根神社木ノ根神社の創建は不詳ですが、伝承によると、一人の体の弱い若者が結婚するとすぐに嫁に逃げられた為、その母親が逢坂八幡神社に祈願したところ、神託があり神社背後にある山の中の「松の根」に念じれば念願成就すると御告げがありました。早速母親は「松の根」を家に持ち帰り熱心し念じたところ若者は元気になり、5人の子宝に恵まれ長者にもなったと伝えられています。社殿の内部には「松の根」が祭られていて、その形状が男根(概ね3又に分かれ中央部分が男根と思われます)に酷似しているところから夫婦円満や子宝に御利益があると信仰され念願成就すると赤い腰巻を奉納するそうです。

又、内部にはそれに良く似た形状のものが数多くの奉納され信仰の篤さが感じられます。さらに山頂付近には船上山神宮寺の仏像が安置されている六角堂が建立されています。明治24年(1891)には小泉八雲(ギリシャ出身、アメリカ合衆国の出版社の通信員として来日し、日本では英語教師をしながら日本を研究し、特に民俗学に興味を持ち様々な随筆や小説を執筆しています。)も妻セツと共にこの地を訪れ木ノ根神社のことを「日本海に沿うて」にその由来などを記しています。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-大山町観光協会中山支部

木ノ根神社:写真

木ノ根神社
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